【小学生】おすすめ英語辞典はどれがいい？タッチペンとの比較

英語辞書は「中学生から使うもの」というイメージをお持ちの方が多いですが、最近は小学生用の辞典がたくさん出ています。

実際「英語の辞書（辞典）は何年生から必要でしょうか？」という質問を受ける機会も増えてきています。

今回は「小学生にとって使いやすい英語辞典」と「はじめて英語にふれる小学生のために楽しく使えるタッチペン」についてくわしく紹介しています。

小学生で英語が始まり、興味が出てきたお子さんのためにもずっと使える辞典を見つけていきましょう！

この記事でわかること

小学生で英語辞典を使うメリット

小学生で英語を学ぶポイントは何といっても『英語は楽しい』と感じること。

そもそも英語は言語なので『外国人に自分の話した英語が通じた！』という気持ちを育てていくことが大切です。

とはいえ、5年生から教科になり教科書を見ると単語もかなり多いです。

興味を持った単語を自分で調べて身につけていくのは「調べ学習」でとても大事なことです。

そして言葉の意味も大事ですが、もっと大事なのはどのように発音するのかということ。

英単語を調べるときには音源がすぐに聞くことができる英語辞典を使うことは大事なポイントです。

勉強は楽しくないと続かないので、楽しく使える英語辞典を選ぶこと。

小学生で英語辞典を購入する際は「年齢にあったものを選ぶこと」に気をつけてほしいと思います。

低学年から高学年おすすめ英語辞典

英語辞典はCDが付いているものは以前からありましたが、最近はいろいろ進化しています。

音源がダウンロード出来たり、タッチペンでなぞると意味も音声もわかるようなものもあります。

小学生で使う英語辞典は何といってもカラーのイラストがあり、ルビ（ふりがな）がふってあって楽しそうな作りのものがおすすめです。

英語を絵と文字で調べることが多い低学年では絵辞典、中学年から高学年では英語辞典を使うのが効果的です。

ドラえもんはじめての英語辞典 第2版

みんな大好きドラえもんの英語辞典です。低学年から高学年まで幅広く使えます。小学校の英語教材と英検®︎5級に出てくる2350語や表現が収録されています。

そしてこの図鑑の良いところは音声タッチペンですぐに音声が聞けるところ。ネイティブの発音が聞けることで実際に声に出して練習もできるのでスピーキングの練習もできます。

イラストはもちろんドラえもんなので興味を引くのですが、宇宙のことや生き物など高学年が理科で学習するテーマも収録されているので6年間しっかり使えます。

歌も収録されておりポスターもついているので、きょうだいがいるご家庭ではとても活用度が高いのでは？

この辞典のGoodポイントは

知っているキャラクターが出てくるので英語に親しみが持てることと、音源をすぐに確認できること！

「英語は楽しい、やってみたい」と思うとりかかりにはとても効果的です。

同時にBadポイントもあります。

本格的に勉強するには向いていないので、「英検®︎」の学習には語彙数の多い辞書をおすすめします。

やはり紙の辞書や電子辞書の情報量にはかないません。なので低学年から「英語を楽しく学びたい！」というお子さん向けの辞典になると思います。

タッチペン付きがおすすめです。タッチペンなしの「ドラえもん はじめての英語辞典 第2版」は付属のCD-ROMでネイティブ発音を聴くようになっています。

さらに「ドラえもん はじめての英語辞典 第2版」 は音声が聞けるページ があり、スマートフォンやパソコンに音声をダウンロードできるようになっています。

小学えいご絵じてん800 三訂版

ドラえもんの英語辞典同様、タッチペンで学べるえいご辞典です。

年齢は5歳から12歳を対象としていますが、実際には3・4年生までが主に使える辞典です。

この辞典の特徴はタッチペンが録音機能付きで何度も発音してスピーキングの練習ができること。

辞典では単語だけでなく会話表現も楽しく学べるので、文章を聞いて覚えることもできます。

別冊のスピーキング、ライティングブックがそれぞれついているので英語の『読む、聞く、話す、書く』の4技能をしっかり身につけられます。

英検®︎教材に強い旺文社の英語辞典なので英検®︎4級、5級でよく使われる単語もたくさん入っているところもポイントが高いです。

小学校で扱われている単語と英検®︎によく出てくる単語800語が収録されているので、ムダがなくとても活用度の高い英語辞典だと思います！

小学生で受験できる英語の資格試験についてはこちらの記事をご参考ください。

新レインボー小学英語辞典

中学年から高学年向きです。

この辞典を見たときにまず『カラーで見やすい！』と思いました。

内容は使いやすい3部構成になっていて、『絵辞典』『英和辞典』『和英辞典』と分かれています。

中学年・高学年になったら英検®︎にも挑戦したい、という方も出てくると思います。

この辞典には英検®︎3級から5級まで対応できる単語を16,690項目収録されています。

音声を確認できる無料ダウンロード音声付きなので発音を確認しながら調べることができます。

そしてポイントが高いのは書く練習ができる『MY 単語帳』があること！自分で調べた単語を書きとめてオリジナル単語帳が作れます。

プログレッシブ小学英和・和英辞典

中学年から高学年向きです。

プログレッシブ小学英和・和英辞典の特徴は、「楽しい英語学習を叶えるために英語をイメージで覚えられる！」イラストと写真が1200点とふんだんに収録されている点です。漢字にはすべてふりがながふってあります。

この辞書には小学生の英語で言いたい表現が例文にたくさんのっています。

すべての英語をネイティブ音声で確認することができるのも魅力です。

プログレッシブ小学英和辞典【英語の音声が聞けるページ】はこちらで聞けます。

英検®︎対策は、小学館が独自に語彙を分析しておりすべての単語に目安となる5級、4級、3級のラベルが付いています。

ただし、表紙が塩ビ素材ではないのが残念。小学生が使うので丈夫な素材の方が安心ですよね。

これは、サッカー好きなお子さんにはたまらない1冊です。

巻頭には英語でサッカーのルールやプレーの名前、応援するときの一言など、大人でも知っておくと便利な単語や表現がのっています。

ケースには日本代表のエンブレムがついているので、勉強するモチベーションも上がりますね！

英和・和英と分かれているメリットは厚さがちょうどよくて使いやすいこと。

小学生は日本語→英語を調べたり、作文を書く頻度は低いのでまずは英和を持っておいて、英語辞典に慣れてから和英をそろえるのも良いかもしれませんね。

英語辞典の上手な使い方

英語辞典を購入されたら実際に使っていかないと意味がありません。

英語辞典は中学生ならテストや日頃の勉強のために使うことが多いと思いますが、小学生にとっては毎日の授業に欠かせないものではありません。

なので、ここはやはり日頃の保護者の声かけが必要になってくると思います。

低学年から中学年のお子さんだと、実物をみて『これは英語でなんていうのかな？』という興味から吸収することが多いです。

なので保護者の方からの『これは英語で何ていうか調べてみよう！』という声かけがとても大切になってきます。

『英語で知りたい』という興味が増えてくると自分で調べるようになってくるのでそうなると見守ってあげるだけてOKです。

ぜひ身近なところに英語辞典を置いて、いつでも調べられる環境を作ってあげましょう！

まとめ：小学生英語辞典

小学生で英語を始めるメリットは『英語は楽しい』ところからスタートできること。

年齢や目的にあった辞典を選んで欲しいと思います。

お気に入りの辞典を見つけたら小学校卒業までしっかり使って、中学英語の準備をしていきましょう！

最後まで読んでいただきありがとうございます。