自宅で過ごす時間が増えてから手作りをする時間も増えてきていますよね。
コロナ禍でマスクを手作りされた方も多いのでは?
私も2年前家族のマスクが足りないということで急遽作ることになり、久々にミシンを出して手作りの楽しさを思い出しました。
それからいろいろ作りたい気持ちがアップし、ムーミンの生地を探していたらネットで発見!
今回はそんな状況で出会った素敵なムーミン生地と作ってみた小物をご紹介しています。
手作りでオリジナルのムーミングッズを楽しむヒントになれば嬉しいです。
この記事でわかること
- ムーミンの素敵な生地について
- 「トリビュートワークス」の生地で作った小物たち
- 手作りにお役立ちのテキスト
ムーミントリビュートワークス
ムーミンのファブリック(布や、布を使ったもの全般)は製品を購入すると高いですよね。
でも、手作りだと枕カバーやクッションカバーをリーズナブルに好きなだけ作れます。
気に入った布を購入して好きな大きさで作品を作れるのは手作りならでは。
ムーミンの生地はたくさんあり厚さもデザインもいろいろありますが、何を作るにもおすすめの生地に出会いました。
ムーミントリビュートワークスの生地
ムーミントリビュートワークスはフィンランドで生まれた老舗ブランド「マリメッコ」のデザインを手がけている鈴木マサル氏によってつむぎ出されました。
日本のテキスタイルデザイナーで、東京造形大学の教授です。自社ブランド『OTTAIPNU』を立ち上げるほか、国内外のさまざまなブランドのプロジェクトで活躍されています。
北欧テキスタイルは鮮やかな色使いとユニークな柄のコラボレーションが本当に素敵。
北欧は冬が長く暗いので『明るい気持ちで過ごせるように』という思いから「マリメッコ」のような独特なデザインが浸透したそうです。
そんな思いを受け継いでいる鈴木マサルさんのデザインは本当にどれもポジテイブになれるデザインや色使いが多いです。
数あるムーミンの生地の中から一際目を引いたのがムーミントリビュートワークスの生地。
初めてこの生地を見てから色の選び方といいデザインといい、どれも絵本の挿絵のように感じました。
ムーミン生地で作った小物たち
トリビュートワークスの生地でとにかく一目惚れしたのがこちら
「ここにいるよ」で手作り
「ここにいるよ」という商品名、面白いですよね。
なんでだろうと思ったらムーミンやいろんなキャラクターが森の中に隠れているデザイン。
サックスの色が素敵で、迷わず買ってしまいました。
カットクロスで150cm×60cm(2,860円)です。
布代だけで考えると少し高い気もしますが、たまたまこの生地を使ったピローを見つけて値段をみると、3,600円!
ちょっと高いな、と思ったので自分で作ったのがこちら
想像よりもうまく出来たので家族用にもう1枚作りました。
これ、落ち着いた柄でいいよね
表生地はムーミン、裏の生地は家の余り生地を使ったので2枚作れたのも嬉しい。
食事をする時にもムーミンを置きたいと思い、ランチョンマットとコースターも作ってみました。
この柄の中にはいろんなキャラクターがいるので食事の時がとても楽しいです。
好きなものに囲まれて過ごすと、日々の生活が豊かになりますよね。
この生地は比較的厚みがあるので、ミシンで直線縫いしやすく手芸が得意でない方にもおすすめの生地。
風景柄なので主にベッドリネンやキッチンリネン用の小物作りとして使うことをおすすめします。
「ポルカドットのミイ」で手作り
しばらくして今度は
小物入れを作りたいから違う生地を探そう!
と思い立ち、全く違うデザインが欲しいな‥と思い探し始めました。
やはり「トリビュートワークス」の生地で素敵なデザインが見つかりました。早速購入。
この生地はポルカドットの中にミイがいて、とてもポップなデザイン。
こちらもカットクロスで150cm×60cmで2,860円です。
色も大好きなブルーグリーンを選びました。想像通りの色で何を作ろうかワクワクしてしまいます。
まずはバッグを何個か作ってみました。
いつもは大きなバッグにスマホや化粧道具を入れたりしているのですが『バッグインバッグが欲しい』とずっと思っていました。
でも、市販のバッグで気に入ったものがなかなか見つからない。
手作りなら好きな大きさで作れるし、形も自由。今回は巾着にもなるバッグを作ってみました。
持ち手はなんと、100均のアイテム!「ワンタッチ金具」というパーツです。
100均は欲しいパーツがリーズナブルに手に入れられるので『ちょっと手作りしたい』方にはおすすめです。
バッグの端に金具で挟むだけでなんだか立派なバッグになって大満足。
次にサコッシュを作ってみました。大きさもちょうど良く、ベルトも調整できます。
実はこのショルダーストラップ、いらないバッグから取り外して再利用したもの。
リサイクルしながらムーミングッズを楽しめるなんて、ちょっと嬉しいですよね。
家にある『使えるけどいらないな…』というものを再利用するいい機会にもなりました。
本をよく読むのでブックカバーは一番作りたいと思っていたアイテムです。
サイズは21cm×15cmで大きめなので大好きなムーミンコミックスも入ります。
勉強用のテキストを入れて使うと、やる気がない時にもモチベーションがアップ!
この生地では小バッグ、ブックカバー、コースターを2つずつ作りました。
まだ生地が残っているのでマンチョンマットを作ろうかな?と思っています。
生地が割と厚めなのでファブリックよりも小物入れなどの袋物を作るのに向いていると思います。
ただこのポルカドットのミイシリーズは残念ながら現在在庫切れ。
なので、もう一つおすすめの生地をご紹介しておきます。
kokka のムーミン生地
こちらはテキスタイル&インテリアデザイナーの河東梨香さんが描くムーミン谷の仲間のデザイン。
北欧風のデザインにやさしい色使いの生地が中心です。
コットンキャンパスプリントなので縫いやすく、小物作りにピッタリですね。
108cm×50cmで950円。50cm単位で購入できます。
濃いめの生地は小物、薄い色づかいの生地はキッチンやベッドリネンに良さそうです。
多様な国や文化の中で経験した「和と洋の融合」と「人を思うデザイン」をテーマに、テキスタイルから家具、福祉環境など幅広い領域でものづくりを実践されています。
手作りにおすすめのテキスト
ピローやキッチンリネンは一直線に縫うことが多いので割と簡単に作れます。
でも袋物を縫うときは細かい作業が必要なので、やはりテキストが欲しいですよね。
いいテキストがないかな…と探して購入したのがこちらです。
とびきりかわいいポーチとケース
小物作りが大好きなので『コットンタイム』という雑誌をよく読むのですが、その中でとても人気のあるkomihinataさんの作品が1冊の本になった、ということで早速手に入れました。
色使いや布選びも好きなのですが、とにかくデザインがかわいい!
Part1〜4では季節をテーマに色合わせした作品を解説。Part5では家にある布を使うときのヒントが解説してあります。型紙付きなのでこの1冊で1つの作品を作ることができます。
無地と柄の組み合わせ方や、ファスナーや接着芯の貼り方など手芸初心者さんにもとても丁寧。
私は「トートバッグ型ポーチ」を応用してサコッシュを作りました。
どのデザインも素敵なので、ぜひ小物作りのヒントにしてみてくださいね!
自分で作るブックカバー
ポーチ同様、ブックカバーもせっかく作るならちゃんとしたしっかり使えるものを作りたいですよね。
そこでブックカバーに特化したテキストを見つけました。
この本では布だけでなく、フエルトやレザー、ステンシルで作ることができるブックカバーのアイデアもいっぱい!
手芸が得意でない方も楽しくチャレンジできます。
私は基本のシンプルカバーを作りました。小型のものは小説用なのでとても重宝しています。
まとめ:ムーミン生地で手作りを楽しむ
ムーミングッズはたくさんありますが、色やデザインが気に入ったものばかりではありませんよね。
手作りの良さはなんと言っても気に入ったデザインで好きなものを作れること。
私は「ムーミントリビュートワークス」の生地のおかげで生活がグッと豊かになりました。
毎日過ごす時間は好きなものに囲まれたい。
自分だけのムーミンアイテムを持てることはとてもワクワクします。
ぜひ、世界に一つだけのオリジナルアイテムでムーミンを楽しみましょう!
ムーミン記事ではオリジナルのマウスパッドの作り方をこちらでご紹介しています。
手作りの可能性は無限大だね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。