子育て中はお子さんに、日本語の絵本を読み聞かせてあげているご家庭は多いと思います。
英語も同様に絵本を読んであげる、聞かせてあげることがとても大切です。
特に幼少期は音から言葉を学ぶのに最適な時期なので、効果的な英語の学習にもつながります。
でも英語の絵本はたくさんあるので、どの本を選んでいいのか迷いますよね😅
今回の記事でわかること
- 音源付き英語絵本の効果的な使い方
- 子供の心も育む音源付きオススメ英語絵本5選
- 英語絵本と楽しいDVDの選び方
幼少期から英語に親しみのある環境をお家で作りたい!と思うけど、何から始めたらいいのかな?
まずは親子で楽しめる絵本から始めましょう!
英語の本を一緒に読みたいけど、自分で読むには自信がない、発音が気になる…🤔
こんな時には音源付きの絵本がオススメです!
音源付き英語絵本がオススメな理由
英語の音を習得するためには正しい発音で聞かせてあげることが一番です。
特に幼年期はスポンジのようにどんどん新しいことを吸収していくので、とにかくたくさんの英語をどんどん聞かせてあげることが言葉を習得するには一番大切なことです。
親子で一緒に楽しみながら毎日取り組める英語の活動はやはり、絵本だと思います。
絵本でも音源付きのものを活用することで、英語ならではの言い回しや、イントネーションを自然に身につけることができます。
最近では日本で親しまれている絵本が英語版になっていたり、音源がCDではなくダウンロードできるものもあります。
ぜひ、自分の好みに合った絵本をお子さんと一緒に選んでみてください!
今回はネイティブによる音源付きのオススメ絵本をご紹介します😊
音源付き英語絵本オススメ5選
It’s a Funny Funny Day
(日本語の題名)だるまちゃんとかみなりちゃん
絵本といえば、かこさとしさんのだるまちゃんシリーズです。
英語で書かれた絵本に朗読CD(英語、日本語が一文ずつ交互)が収録されています。
交互に入っているのがポイントで、日本語で意味を確認しながら英語の内容を聞けるのは耳から英語を習得するのにはとても効果があります。
幼児から小学生低学年向けです。
かみなりちゃんがだるまちゃんと出会い、かみなりちゃんの雲の上の町へ行って楽しく過ごすお話です。
雷の町がかこさとしさん独特のイラストで細かく描かれていて、子供たちはお話に引き込まれます。
英語の面白い表現がたくさん入っています
例えば雨の音やプールに飛び込む音は
- pitter,patter(ピチピチ、チャプチャプ)
- splash(ドボーン)
のように、日本語とは全然違いますよね!
いろんな擬音語を英語で楽しんでみましょう。
Where’s Spot?
(日本語の題名)コロちゃんはどこ?
こちらも大人気のコロちゃんシリーズしかけ絵本です。ページをめくるたびにドアやカーテンの中に何かがかくれているので、子供も夢中になって読んでいきます。
日本ではコロちゃんと呼ばれていますが、英語名はスポットくん。
Where’s Spot?はコロちゃんが見つからないので、ママが探しにいくお話です。
inやbehindなど場所を表す英語も一緒に覚えられます
赤ちゃんから幼児向けです。
コロちゃんシリーズの日本語版絵本はたくさんあるので、好きなタイトルのものを英語版で読んでみると、表現の違いを学べて面白いと思います。
Mr.Sheep’s Bread
(日本語の題名)ひつじぱん
ダウンロード音源付きえいご絵本の「えいごのじかん」シリーズ第3弾は「お仕事」が出てくる絵本です。
このシリーズはいろいろなお仕事が出てくる絵本がバイリンガル仕様にしてあります。
パン屋さん、先生、八百屋さん、歯医者さん、コックさん、お医者さん、薬屋さん、そば屋さん…と、いろんなお仕事のお話があります。
私のオススメは『ひつじぱん!』
幼児から小学生低学年向けです。
動物がひつじのパン屋さんのところにやってきていろんなパンを作ってもらいます。
イラストがやさしいタッチでほっこりするお話なので、何度も読みたくなります。
英語の表現がとてもキュート。
- Ta-da!(パンパカパーン)
- Roll it ,work it(クルクルまいていく)
- Roll it,shape it(コロコロまるめる)
- What kind of bread is on the menu today?(ねえねえ、きょうはどんなパン?)
まるごと覚えてしまいそうですね!
子供にも発話しやすい言葉で繰り返されるので、自分でも読めるようになります😊
この絵本はCDではなく、スマホで音源が聞けるのがとても便利なシリーズです。
The Cat in the HAT(洋書)
アメリカの子供が必ず読む!と言われるドクター・スースのシリーズ。
The Cat in the Hat はアニメ化されているのでYou Tubeで見ることもできます。
帽子をかぶった猫がお留守番をしている子供の家にきていろんな騒動を起こすのですが、内容やイラストがとてもユニークなので、子供たちは夢中になってお話を聞きます。
ライムや繰り返し出てくる表現が効果的な文章なので、ぜひCDと一緒に繰り返し読んでほしい一冊です。
フォニックスに入る前に取り入れるのもオススメです😊
幼児から小学校低学年向けですが、大人もいっしょに学べるシリーズです。
フォニックスについてはこちらの記事が参考になります。
何度も聞くことで英語独特の音やリズムを身につけることができるライムは、英語の音をまるごと吸収するのにとても大きな役割を果たしています。
ライム(rhyme)とは?
- 二つ以上の単語の最後の部分の音節が似ているか、全く同じ音で終わることです。_atの単語の場合はcat,hat,mat,patのようにたくさんあります。
- 日本語では「韻を踏む」という意味になります。
- ライムを持つ単語を学ぶと、はじめの文字を変えるだけでたくさんの単語を覚えられたり、音の違いを聞き分けられるようになります。
この絵本にはたくさんのライムを持つ単語が入っているので、どれがライムか親子でいっしょに探してみるのも面白いですね!
Curious George(洋書)
(日本語の題名)ひとまねこざる(旧シリーズ)
Curious Georgeはもともとは「ひとまねこざる」シリーズでした。
作品を原案にした『おさるのジョージ』シリーズが1998年より制作され、原作の作品も『おさるのジョージ』として紹介されることがあります。
どちらのシリーズも日本ではとても有名です。おさるのジョージはなんと、今年で80周年だそうです。
本当に長い期間、世界中の子供たちに愛されているお話なんですね。
日本語のお話は知っているよ、というお子さんも多いのでは?ぜひ今回は英語版の絵本を読んでみましょう。
CD付きのものや、音源をダウンロードできるものもあるので活用するのも良いですね。
NetflixやAmazonプライムビデオ、Huluでアニメも見れるのでいろんな楽しみ方ができそうです!
音源付き絵本と連動した楽しいDVDは?
英語絵本には日本語版の絵本がたくさんあるので、まずは日本語の絵本でお話を楽しんでからDVDで英語を楽しむのも良いと思います。
DVDを2倍楽しむには、英語版の絵本シリーズと併用されることをオススメします。
コロちゃんシリーズDVD
このDVDの音源はイギリス英語なので、アメリカ英語にはないアクセントや発音が聞けるのがポイントです。
コロちゃんシリーズはたくさんあるのですがオススメはこちら
Spot Stays Overnight
(日本語の題名)コロちゃんのおとまり
このDVDには全部で5つお話が入っています。
- Spot Goes to School(コロちゃん、学校へ行く)
- Spot’s First Picnic(コロちゃんピクニックへいく)
- Spot Goes on Holiday(コロちゃんのかいすいよく)
- Spot Goes to the Park(コロちゃんこうえんであそぶ)
- Spot’s windy day(コロちゃんのたこあげ)
絵本にはないナレーションが入っているので、お友達のセリフも臨場感があって面白いです😆
コロちゃん、学校に行くのお話は幼稚園や保育園の心の準備にもなるからか、子供達には大人気!
絵本同様、赤ちゃんから幼児向けです。
英語絵本レオ・レオニの名作DVD
英語絵本といえばレオ・レオニシリーズというくらい名作があります。
「はらぺこあおむし」から、「じぶんだけのいろ」など、読みたい絵本はたくさんあります。
絵本を見ながら読むのも楽しいのですが、クレイアニメのような動きのキャラクターが子供達には新鮮で一気に見てしまいます。オススメのお話はやはりこちら。
Swimmy( スイミー)
言わずと知れた小学2年生の国語にも入っているストーリーです。
お父さん、お母さんも一度は教科書で見たことがあるのでは?
スイミーの人と違うことを武器にして仲間を助ける行動は、多様性が問われている今こそ読んでほしいお話です。
このDVDには全部で5つお話が入っています。
- Frederick(フレデリック)
- Cornelius(コーネリアス)
- It’s Mine!(ぼくのだ!わたしのよ!)
- Fish is Fish(さかなはさかな)
- Swimmy(スイミー)
どのお話も人と違っていても自分は自分。
『個性を大事にしよう』というレオ・レオニの温かいメッセージがとても心に響きます。
日本語の絵本といっしょに英語のお話も楽しんでほしいと思います。
音源付き英語絵本 まとめ
英語の絵本は本当にたくさんありますね。
いろいろご紹介してきましたが、まずはお子さんと本屋さんや図書館で好きな本を選ばせてあげてください。
そのお話に『英語版のものがあればいっしょに取り入れる』というのも英語を好きになる一つの方法です。
絵本には言葉だけでなく自分で優しい気持ちを育てるための要素がたくさん入っています。
ぜひお家で読んでほしい英語絵本5選は、こちらをご参考ください。
子供は好きなお話は何度でも繰り返して読んでいきます。
お気に入りの絵本の中に英語の絵本を増やしていくことで、日常に英語を上手に取り入れることができますよ😊
ぜひ、親子で英語絵本を楽しんでくださいね!
What one likes, one will do well!
(好きこそ物の上手なれ)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。