こどもちゃれんじEnglishで英語は身につく？英会話教師がくわしく解説

お子さんが発話出来るようになると気になる英語教材。

幼児期に手軽に英語を学べる教材はたくさんありますよね。

実際の効果も気になるところ。

そこでこの記事では英会話教師の目線でこどもちゃれんじEnglishをくわしく解説。

どれぐらい英語が身につくのかを年齢別にお伝えしています。

という保護者の方のお役に立てれば嬉しいです。

この記事でわかること

こどもちゃれんじEnglishは効果あるの？

こどもちゃれんじEnglishは幼児対象の英語に特化した通信教育です。

「しまじろう」シリーズはベネッセの中でもロングラン教材。

実際にこの教材でどれぐらい英語が身につくのでしょうか。

結論を言ってしまうと

幼児期に英語を学ぶ大事なポイントは２つ

こどもちゃれんじEnglishにはこの二つのポイントがしっかり盛り込まれている教材。

という方に向いている教材とも言えます。

では、早速こどもちゃれんじEnglishの効果を他社の教材と比較しながら見ていきましょう。

他の幼児教材との比較①

幼児用の英語教材はたくさんあります。

ここではお届け内容や開始年齢などを比較してみました。

こどもちゃれんじEnglishの一番のメリットはなんといっても1歳からのコースがあること。

こどもには生まれてから言葉を話せるようになるまでのインプット期があります。

普段はパパやママが日本語で話しかけるので、それを吸収して日本語を話せるようになりますよね。

そこに英語を毎日取り入れると、たくさんの英語を吸収できるようになります。

他の幼児教材との比較②

では、他の幼児教材と金額、教材を具体的に比較してみましょう。

教材名	月会費	開始年齢	教材
ポピー Kids English	1,596円	4歳〜	音声ペン 対応Book
こどもちゃれんじEnglish	1,570円 ぷちEnglish ぽけっとEnglish 1,845円 ほっぷEnglish すてっぷEnglish じゃんぷEnglish	1歳〜6歳	英語玩具 映像教材 絵本
スマイルゼミ	2,980円	4歳〜	専用タブレット 対応ペン

こどもちゃれんじEnglishは2ヶ月に1回コースなので1ヶ月会費（会員特別価格一括払いの場合の料金）で比較しています。

他社の教材はアプリの教材が圧倒的に多いですよね。

タブレット学習も年齢によっては効果的ですが幼児期には体験型のアプローチが効果的。

幼児期は人との触れ合いを体験しながら学ぶ大切な時期だからです。

幼児期に実際に手を使って学ぶ効果はとても大きい。

こどもちゃれんじEnglishは体験型の教材が充実しているところがポイントです。

今月号の教材はこちら

こどもチャレンジEnglishは英語玩具・絵本・映像教材・保護者向け冊子が1セット。

2ヶ月に1回の頻度で届きます。

全て学習するターゲットの単語、表現と連動していて使いながら発話して学習するステップになっています。

ぽけっとEnglish（2・3歳コース）1月号の内容はこちら。

今回のターゲットは色。

実際に使ってこそ定着するのが英語。

このセットではお店屋さんになってアイスクリームを渡す会話を学びます。

アイスクリームを頼むときに「〇〇 please!」を使うので、好きな色を自然に発話できるアプローチ。

ごっこ遊びが大好きなこの年代にはたまらないリアルなセット。

6色の英語やHere you are.Thank you.の表現を自然に覚えることができますよね！

映像教材（DVD）でインプット→玩具で実際に使う（アウトプット）→絵本（定着）のサイクルで学習するシステム

幼児は受け身で学習するのではなく自分から発話して楽しみながら英語を習得します。

赤ちゃん〜3歳までの内容と効果

ここでは、こどもちゃれんじEnglishを年齢別に解説。

どれぐらい英語が身につくのかもお伝えしています。

どのコースも教材は英語玩具・絵本・映像教材・保護者向け冊子のセットです。

ぷちEnglish（1・2歳向け）

1〜2歳対象なのでインプット中心で聞く力を伸ばす

この時期は保護者の方との関わりがとても大切な時期なので、一緒に取り組める内容が中心。

It’s bedtime.（ねんね） Yummy!（おいしい）などお家英語が中心なので毎日英語を取り入れることができます。

この1年間は体の成長も著しいので、歩けるようになると映像を見ながらのダンスも出来るようになります。

英語玩具はボタンを押すと音が出るものが中心で自分で操作できるものが多いです。

2ヶ月に一度違う玩具が届くので、お家で過ごすことの多いこの年代には嬉しいですね！

ぽけっとEnglish（2・3歳向け）

2・3歳は発話も増え日本語の言葉も話せるようになります。

英語もインプットとアウトプット両方で取り入れる時期になります。

1人できることも増え、いろんなことに興味が出てくるのでお店屋さんごっこのような体験型の内容。

きょうだいが生まれてお兄ちゃんやお姉ちゃんになるお子さんも出てくるかもしれません。

教材にもしまじろうの妹の「はなちゃん」が登場し、お世話をする時の英語も出てきますよ！

英語玩具は1セットを内容をとり変えて何度も使うことができる使用。

『物を増やしたくない』『一つのものを大事にして欲しい』という保護者には嬉しい。

利用者の口コミと教材の効果

ここでは実際にぷちEnglish、ぽけっとEnglishを使っている保護者の口コミをみてみましょう。

おもちゃに対しての評価は保護者の考え方で変わってきます。

料金がリーズナブル、という評価が高いようです。

良い口コミ	悪い口コミ
・他のおもちゃを買う必要がない ・値段が英語教室よりも手頃 ・音声の出る教材で英語が自然に耳に入る ・何度も仕様を変えて使えるおもちゃが良い	・おもちゃがたまる  ・2ヶ月に1回なので物足りない ・こどもの成長と内容が合わなくなった

幼稚園や保育園に通うようになると自宅時間が減ると継続が難しくなる場合も。

お仕事をしている保護者の方には親子時間を確保できるかがポイントになります。

ぷち・ぽけっとの学習効果は？

4歳〜6歳までの内容と効果

ほっぷEnglish（3・4歳/年少向け）

3・4歳になると幼稚園にも通う時期となり、お友達との関わりが増えてきます。

コースも「お友達とのあいさつ」や「園での発表会」など実生活に近い内容になります。

文字にも興味が出てくる頃なので教材にも具体的な単語やアルファベットが出てきます。

このコースの英語玩具はトーキングキュリオスというイラストをタッチすると音が聞ける音声教材や、発話を録音できるマイクなどリスニングやスピーキングが楽しくなる教材。

トーキングキュリオスのカードは新しく追加されるので語彙も増えます。

私も幼児クラスの授業ではマイクをよく使うのですが、マイクを向けると生徒さんの発話が自然に増えるんですよ。

ほっぷEnglishには『自分でやりたい』年少さんにピッタリの教材といえます。

すてっぷEnglish（4・5歳/年中向け）

年中さんからは小学校の英語を意識した教材になっています。

英語玩具もおもちゃではなく、タッチペンで英単語を聞いて発話していくものになります。

やりとりが増えてくるので英語表現も、 Let’s〜！（〜しよう！） want（ほしい） や can（できる）などが入ります。

この時期は今後の学習習慣をつけるためにも保護者の方は学習をする声かけをしてあげることが大切です。

ステッピーペンというタッチペンで対応したABCポスターや絵本でどんどん英単語を吸収。

文字に興味が出てくるので、アルファベットを読むことで書く準備にもなります。

個人差がありますが『文字を書きたい！』というお子さんにはおすすめの教材。

英語はタイミングを逃さないことが大事！

じゃんぷEnglish（5・6歳/年長向け）

年長さんになると、いよいよ小学校英語へつながる時期に入ります。

文字の読み書きもできるようになるので、英語の4技能（聞く、話す、読む、聞く）の力を身につけます。

マイ イングリッシュパッドという英語玩具を使って単語を習得していきます。

タブレットとは違って自分で全部操作できるのが保護者の方には嬉しいですよね！

このパッドでは毎号増えるゲームやクイズを通して250語の英単語と30のフレーズを覚えることができます。

単語に使われているアルファベットを覚えて26文字の音（フォニックス）にも触れられるのも良いところ。

ワークブックでは文字を書く練習もできるので「書く」力も伸ばせます。

小学校の英語の授業が待ち遠しくなるかもしれませんね！

フォニックス学習についてはこちらに詳しく解説しているので、ご参考ください。

利用者の口コミと教材の効果

ここでは実際にほっぷEnglish、すてっぷEnglish、じゃんぷEnglishを使っている保護者の口コミをみてみましょう。

この年代のお子さんには良い口コミが多いようです。

どの口コミも自分の自由な時間に英語に取り組めるところを高評価。

料金的にも続けやすいのがポイントのようです。

ただ、じゃんぷに関しては読み書きの量が少ないのがデメリット。

小学校準備として英語を学ばせたい保護者にとっては物足りないかも。

アルファベットの読み書きの勉強はお家でしっかり身につけることができます。

市販の読み書きドリルをじゃんぷEnglishと併用して効果的に英語を身につけていきましょう！

ほっぷ、すてっぷ、じゃんぷの効果

まとめ：こどもちゃれんじEnglishで英語は身につく？

1歳からスタートできるこどもちゃれんじEnglish。

『英語効果はどれぐらいあるんですか？』という質問に答えるとしたら

幼児教材にはいろいろありますが、一番大事なのは楽しく続けられて身につくかどうかです。

その点ではこどもちゃれんじEnglishは年齢別の工夫がいっぱい。

この教材のおすすめポイントは５つ。

こどもちゃれんじEnglishはどのコースも遊びの中で英語を使って身につけるというアプローチ。

幼児期に一番大切な『英語は楽しい』という気持ちを育てることができます。

WEBで映像教材や英語玩具を体験できるので実際にお子さんの反応を見てみては？

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この記事が、お子さんの長い英語学習スタートのお役に立てれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。